経営者Bさんのレポート


◆経営者や事業人として直面していたいくつもの課題は 非常に複雑で、焦燥感や高い壁への漠とした不安を感じていた頃だった。

 

プライベートでも子どもの進路や自分達夫婦の老後のあり方 また個人的に挑戦してみたいことなど、 モヤモヤいろんな想いがジブンの内側で渦巻いていた。

 

妻とも意見がかみ合わないことが増えていった時期でもあった。

 

 

 

◆会社の大きな転換点となる出来事が2010年末に突然起きた。

 

15年来お付き合いのある海外のメーカーから 「来年度からの貴社との契約は解消します。」と通告がきたのだ。

 

当初は売上が半分程になり、 目に見えない不安に押しつぶされそうだったことは今でも鮮明だ。

 

 

 

◆ ワタシはその頃 ある想いに至っていた。

 

いままでのジブンではダメだ! ジブンが変わる、ジブンを変える!

 

未来のタネをつかむには、 いまのジブンじゃ未熟すぎる、 弱点や欠点がありすぎる もっと向き合わないと、明るい未来は来ない。

 

自分自身の アタマ(思考)やココロ(感情)の本質的な在り方を 思いきって進化させる必要を強く感じていたのだ。

 

佐藤コーチングセッションは、このまたとないチャンスだと直感し、 すぐさまお願いすることにした。

 

 

 

 【ジブンが変わる、ジブンを変える】

 

 

 

新たな挑戦が20142月はじまった。

 

その後次から次へととやってくるこれでもかという苦難など想像だにできない 静かな寒い冬だった。
佐藤先生から受けるコーチングのセッションが なぜ独特なものなのか?

 

 

 

安心・安全な創造的な場づくり〜ムード

 

先生独自の広く深い知見のアドバイス〜ナレッジ

 

ワタシの潜在的な力への信頼〜モード

 

 

 

そこが根底にあった。

 

具体的には以下のように進んでいく。

 

 

 

「さて、Aさん!どうですか、最近は?」

 

 

 

こんなやり取りから始まった。

 

雑談風にスタートし、問いかけや確認の言葉が投げられ 徐々に幾つかの課題の核心が明らかになっていく。

 

白板にメモのような、マインドマップのような 文字や図や何かの絵などさまざまな言葉やイメージがどんどん並ぶ。

 

30分程すると白板は一杯だ。 その白板を先生と共に、改めて眺める。

 

すると コレで全体の俯瞰から見えるシンプルな方向性、出来事の大きな流れ、 忘れかけていたそもそもの「ゴール」の再確認、 その達成に必要なポイントなどが、まるで浮き出てくるように見えてくる。

 

 

 

◆ワタシがこの3年半のコーチングセッションの中で最も心がけたことは、ジブンに起きたありとあらゆる事をできるだけ事実をベースに、ありのままを語ることだった。

 

恥ずかしさや深い哀しみも時には感じながら 相談するという感じではなく まずは場にポンポン出していくようにしたのだ。

 

先生は、分かりやすい言葉で、とても端的に問いかけをしてくれたり、 気づきを促すようないくつかの仮説をシンプルに示してくれたりした。

 

揺るぎない安心感と大きな信頼感をベースに 行動やその元になるヒントを導いてくれた。

 

 

 

変化と成果

 

20142月に始まった佐藤コーチングセッションからワタシ自身の変化と得られた成果をずらっと並べると

 

 

 

新しい会社を設立

 

旧会社からの組織や体勢などを大幅に見直し、注力する事業のみに資源を投下 3年間で合計利益1億円以上を達成

 

10億もの負債を解消

 

弁護士もサジを投げた銀行交渉を粘り強く実行し、健全な財務体質に改善

 

自社ブランドの成長

 

2021年に売上15億のビジョンができ、社員の個々の目標設定も同時に出来るようになった

 

自社のネット販売の拡大

 

モバイル対応のシステム改修、売上年3億目指せるように

 

新事業プロジェクトの発進

 

未来的な新しい事業のタネを社員自身が自立的に開発

 

 

 

◆シゴト面でのこれらの進化は 偶然とも思える「出逢い」がなければ成せなかったことばかりだ。

 

 

 

希少で腕の高い財務の専門家

 

事業再生のプロフェッショナル

 

協業支援をしてくれた3社の同業者商社

 

新しい事業ビジョンの大きなヒントをくれた友人コンサルタント

 

 

 

◆個人的な成果として

 

 

 

⇒新たなライフワークが見つかり、来年にはクルージングなども計画

 

仕事は週に2日で回せるようになる

 

娘や息子の子育ても改めて楽しめるように

 

 

 

◆言ってみれば、佐藤コーチングセッションを受けた3年半、ワタシは思い切って「旧いジブンを壊し、旧いカイシャを壊した」。

 

そうやって、旧いものを手放し、新しいものを手にした。

 

それは、一人ではとてもできなかった。

 

寄り添い、励まし、見守ってもらう存在がいたからこそだと強く思う 。

 

 

 

【ジブンが変わる、ジブンを変える】

 

 

 

このテーマを掲げたころ、今のジブンになっているとは想像だにできなかった。 コーチングは、まさに新しい人生との出会いであったのかもしれない。

 

 

 

ジブンジブンで生きてきた。

 

人生を振り返りと、そろそろ「ヒトが嬉ぶことを誘える存在になりたい」と感じるようになった。

 

新たなビジョンが見えてきたのだ。

 

コーチング との出会いが、ワタシに新しい未来をもたらしてくれた。